【裏方屋通信】VOL.137 編集後記当番制の巻
裏方屋メルマガ担当のシロクマちゃんです。
5月ですね!
裏方屋メルマガを、じわ〜っとリニューアルさせるべく、
今月から編集後記をスタッフ当番制にしてみました!
今回は、裏方屋ドットコム代表の瀬尾さんが登場。
「編集後記」もお楽しみに!
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デモ機をお使いくださったN.Y様からのレポートです!
使用者照明経験
- 実制作なし
- MagicQ(PC only), QLC+使用経験あり
- Unityでのバーチャルライブ制作においてMagicQ, QLCの使用経験あり
GrandMA3使用目的
- 実制作なし
- Unity等でのバーチャルライブ制作においてのGrandMAとの連携確認および、制作フローの確認
バーチャルライブでの現実の照明との連携が昨今盛んになっており、
弊社でもそれに追随すべく様ざな方法を模索、検討するために今回MA3をレンタルさせていただき、
今回は評価基準として、制作速度、全くの初心者でも触りやすいかを基準として置かせていただきました。
1. ユーザインターフェースについて
MagicQなどがとっつきにくいUIであったため該当部分に関しては比較的懸念材料でありました。
照明卓という性質上、そもそもが概念として理解しづらいという部分はありますが、
CommandWingの場合画面がタッチパネルである(PCの部分ではありますが)、
UIが見やすくレイアウトも制作しやすいためこの部分に関しては少し触れば慣れるだろうという印象です。
MaigcQ on PCなどを触って感じたことですが、各種作業をマウスで行うと基本的にかなり時間がかかるため、
CommandWing等の卓にあらかじめ各種キーが物理キーとして存在するだけで作業効率が大分違うことを実感しました。
onPCでもキーボードショートカットとして割り当てもできますがその部分に割く時間、
キーボードも見てもどのボタンか見分けがつかないなどあるので、ここは嬉しいポイントでした。
2. 制作について
一度フローを理解してしまえばパッチング、キュー、phaser等の操作は迷わず行うことができ、
この辺りの操作感は今まで触ってきた照明ソフトと比較して大分良い印象です。
また、分からない点はインターネット上に日本語マニュアルがあったため,大方消化できる印象でした。
art-netを経由してのUnityとの連携も問題なく、動作確認ができ、遅延や途切れることもなく動作したためここも安心しております。
今回はデモ機を貸与いただき誠にありがとうございました。
実際に触るまではmagicQかGrandMAかなどの導入部分での比較が出来ていませんでしたが、
今回CommandWingを体験したことでコスト面や操作感等で大分比較がしやすくなりました。
また、機材選定等でデモ機の貸出等必要になりましたら是非、裏方屋様でレンタルできたらと思いますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
N.Y様、とても詳しくレポートをお送りくださり、ありがとうございました!
編集後記
今週もお読みくださってありがとうございました!
ドイツのフランクフルトから帰ってきてホカホカの瀬尾です。
ヨーロッパの金融の中枢を管轄する街ということろで、古いヨーロッパという感じはなく、高層ビルが立ち並ぶ街。
例外には、市庁舎の近くは歴史を感じる建物もありました。
ただ。。。路地裏とメイン駅の近場は、修羅場のように薬中と明らかにアル中の人が行き交うようなところ。
ニューヨークより表の顔と裏の顔があるんだなと感じました。
皆様も、もしフランクフルトに行かれることがありましたら、是非とも気をつけながら楽しんでほしいと思います。
今回は、年に一回フランクフルトで開催されているProLight+Soundの展示会。
メーカー間の話では、実は昔ほどの規模はなく、かなり小さくなっているとのこと。
ロンドンで9月に開催されているPLASAも小規模化している。
展示会もUP/DOWNがあって、流行り廃りもあるようです。
実は今ホットなのは1月末にスペインで開催されているISE Integrated Systems Europe、通称ISEです。
こちらはエンタメ向けだけでなく、施工行会社の方が多く参加している照明展示会です。
しかもスペインですよ。。。行くしかないです。
今回の展示会で痛感したのは「やっぱり人と会う機会を増やさねば」です。
コロナでZoomもメールでのやり取りは増えましたが、実際にコーヒーやビールを飲みながら、仲良くなる。
これはすごく重要だと思います。
スクリーンを跨ぐと、どうしても相手の言いたいニュアンスがわかりにくい。
どんな間を持って話す人、仲良くなれるスピード感が全く違います。
特に共通言語がお互いのネーティブ言語と違うと対面でないと進む話も全然進まなくなります。
時代の流れとともに、人と人との実際のつながりが薄くなりつつあるご時世ですが、やっぱり実際に会うということを忘れてはいけないんだと痛感しました。
冬も終わり春が過ぎ、梅雨、そして灼熱の夏が訪れる季節となり、瀬尾の日本への帰国の日も近くなってきました。
今年の夏も多くの方々に逢えれることを楽しみに帰国の準備を始めます。
クマちゃんに任せるわー
ではまた、来週もお楽しみに〜〜!