デモ機レポート:Avolite T1レポート TA様より
デモ機をお使いくださったTA様からのレポートです!
お使いいただいた機材は、Avolites T1です。
照明の専門家では無いのですが、小屋付きを長年経験し、自劇場や小規模のツアーなど人員の少ない現場で本業以外のパートを補助したり担っているうちに、この10年ほど小劇場での照明プランオペを引き受ける事が多くなりました。
これまでDoctorMXを愛用してきましたが、LEDやムービングなどの所有機材も増えそれぞれを個別に「機種別コントローラー」でデータ打ち込みし操作するのが煩雑になってきたのと、1ストリームに収まらなくなりそうという事情で、新しい卓への移行を検討していました。
周囲の照明家には圧倒的にMA2onPCのユーザーが多く、教えてもらったりの意味でも良いのですが、MA3への移行段階で、MA2のノードが手に入りにくい事、将来性の事もありMAの導入タイミングは今では無いかな?と思ったり。
MA3onPCをダウンロードしてYoutubeなどの解説動画を見ながら少し触ってみたのですが(ノードが無くてもソフトの使用感を確かめられるのは、MAの利点ですね。Titanは卓かノードが無いとソフト自体が立ち上げられないですものね。)高性能かつ自由度が高すぎて自分の感覚とちょっと合わない感もあり、今回Titanのデモ機をお借りしました。
事前に、Youtubeで解説動画などを観て予習はしていたので、操作などにはそれほど悩まず触れましたが、最初のステップとして起動時とライセンスの問題に悩みました。ライセンスを再申請するのか?でもお借りしているものだし、かつ起動プロセスが途中で停まる現象もあり、どう対処すべきか迷いました。
結果的には、ネット上でも書かれている「Intel Graphics Command Center Service」の問題だったようで、こちらを解消して普通に使用できる状態になりました。
手持ちの灯体で、フィクスチャーライブラリに無いものがあるので、そちらのデータを作成して動かしてみたり、ダミーのシーンを組んでみたりを試して希望通りに使えました。
続いて、Dellのタッチモニターを導入して、タッチ操作で作業がスムーズに出来るかを検証しました。これもクリアしたので、希望している動作環境に問題ないことが今回のデモ機使用で確認できました。
触ってみた印象としては、DoctorMXより高機能でありながら、基本の使い方はシンプルで、丁度ワンステップ上がるのに良いと感じました。(MAは3ステップ位あがる感覚)コストパフォーマンスの面でも同様かと思います。
この度は、デモ機の貸し出しありがとうございました。
A様、大変興味深いレポートをお送りくださり、ありがとうございました!
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