【上級者】衣装や小道具に照明を仕込むなら?
LEDテープを移動する装置に仕込みたい!
ぴかぴかする小道具を宙に浮かせたい!
光り輝く衣装を着せたい!
でもケーブルはなくしたい!!!
そんな事、ありますよね。
ワイヤレスDMXのマルチバースの小型ディマーを使えば、楽勝です。
どんな時に使えるのか
転換ではける装置にLEDテープを仕込みたい。
簡単にアクセスできない高所や閉じられた場所にLEDテープを仕込みたい。
頭にLEDテープを巻きたい。
そんな時に役立ちます。
何ができるの?
小型ディマーは、LEDテープと繋ぐだけで、電力を供給して光らせることも、遠隔から操作することも可能になるのです。
具体的に出来ることは以下の通り。
- 無線でDMX信号をキャッチしてPWMに変換できます。
- LEDテープを調光できます。
- LEDテープに電力を供給できます。
- DMX信号の出力(有線)ができます。
具体的にどうやって使うの?
使い方は簡単です。調光卓からの信号をDMX送信機で送り、小型ディマーで受信するだけ。
小型ディマーには5~30Vのリチウムバッテリーを繋ぐことができ、LEDテープを光らせる電力を供給することができるので、電源ケーブルも不要です。
送信機はもちろん、Showbaby(送受信機)、Node(送受信機)、Transmitter(送信機)、なんでも大丈夫です。
もちろん、LEDテープだけではなく、LEDの小型スポットライトを接続することもできます。
DMXの出力もできる
LEDテープだけではなく、他の灯具にもワイヤレスDMX信号を送ることができます。
例えばこのように、階段に仕込んだLEDテープと一緒に近くのムービングライトなどにDMX信号を送ることができます。
2種類のディマーの違い
小型ディマーにはQolorFLEX 5x2.5AとQolorFLEX 2x2.5Aの2種類があります。
大きな違いはサイズと、出力ポート数の違いです。
大きいほうのQolorFLEX 5x2.5Aは出力ポートが5個。RGBWの調光に対応できるので、フルカラーのLEDテープに最適です。
小さいほうのQolorFLEX 2x2.5Aは出力ポートが2個。単色のLEDテープに最適です。
詳細は下記のマニュアルをご確認ください。
ワイヤレスDMX 小型ディマユニット マルチバース QolorFLEX 5x2.5A [CTI_5943] |
|
ワイヤレスDMX 超小型調光ユニット マルチバース QolorFLEX 2x2.5A [CTI_5916] |
大事な注意点
デフォルトは有線用の設定になってます
なんでなんですかね。意地悪ですね。設定を変えましょう。
DMXcatを繋いでRDMで設定する
一番右のDMXスルーポートにフェニックスケーブルを使ってDMXcatを繋ぎましょう。
繋げたら、スマホのDMXcatアプリからRDM機能を使って設定を変えられます。
確認する
デフォルトは有線モードなので、最初はSTATUSランプが緑に光っているはずです。
STATUSランプが青く光っていれば、ワイヤレス接続に成功です。
STATUSランプが赤く光っている時は接続失敗です。点滅の仕方でエラー内容がわかるので、上記のマニュアルをご確認ください。
SIGNAL QUALITYで信号強度のランプが3つ以上点灯していることも忘れずにご確認を!
小型ディマーで仲間に差を付けろ!!
いくらでも使い方があるマルチバースの小型ディマー、なんとなく魅力がおわかりいただけましたでしょうか。
装置に、衣装に、小道具に。
是非ご活用ください!!
あると便利な仲間たちもご紹介