活用事例:Freeformドラマ「Everything’s Gonna Be Okay」でのマルチバース活用

活用事例:Freeformドラマ「Everything’s Gonna Be Okay」でのマルチバース活用

Freeformドラマ「Everything’s Gonna Be Okay」(シーズンII)

場所 :カルバート・スタジオ カリフォルニア州ロサンゼルス(米国)
電気技師 :Carlos M. Torres氏
時期 :2021年2月
使用機材 ワイヤレスDMX受送信機セット マルチバース Studio Kit
ワイヤレスDMX送信機 マルチバース Transmitter
ワイヤレスDMX受送信機 マルチバース Node

決め手はこれ!

マルチバースStudio Kitを選んだ決め手は、放送プランニングツール、デュアルバンド技術、長寿命バッテリー、非接触型充電でした。

「照明セッティングはスピードが命。照明の強さや色温度を瞬時に調整する方法が必要だった。セットアップと接続は迅速かつ簡単で、6台のレシーバーはたくさんの照明セットアップに対応し、接続の失敗はゼロ。マルチバースはドラマ撮影中、完璧に機能してくれた。」


チーフ照明技師:Carlos M. Torres氏

ブロードキャストプランニングとデュアルバンド技術

このドラマには、ワイヤレスDMXに関していくつかの特殊な課題がありました。

カメラや音響を含む様々な部門、そして同じスタジオで行われる複数のプロダクションの間で、スペクトルの2.4GHz部分が非常に混雑していました。
事前準備として、マルチバース Studio KitのRadioScan Spectrum Analyzerを使って周囲の電波をスキャンし、最も良い放送ができる周波数を選択しました。

マルチバース Studioレシーバーにはデュアルバンド技術が搭載されているため、混雑する2.4GHz帯を完全に避けることができました。

あらゆる場所で

様々な場所での撮影は、周囲の無線が混雑しないためスタジオよりも難易度が低く、またマルチバース Studio Kitからマルチバース TransmitterまたはマルチバースNodeという2台目の送信機を使用することができました。

コンソールプログラマーのKevin Skaggs氏は、サテライトボードをマルチバースワイヤレスDMX/RDMシステムとシームレスに使用することができ、特に夜のエクステリアには欠かせない制御を実現しました。

「マルチバースワイヤレスDMX/RDMシステムは、これまで使用した中で最高だったよ。みんなにも勧めている。マルチバースとは長い付き合いになりそうだ。」


チーフ照明技師:Carlos M. Torres氏

長寿命バッテリー

各レシーバーの電池寿命は20時間と長く、丸一日の撮影に耐えられました。

1日の終わりには、レシーバーをケースに戻し、マルチバース Studio Kitの非接触充電機能を使ってすべてのレシーバーを充電し、次の日の撮影に備えました。