【上級者】NodeとSHoWBabyどう使い分ける?

Nodeに限らずMultiverseシリーズは、ブロードウエイで実際に使われているという実績による保証が最大のメリットです。

おんぼろの小屋がいっぱいあって、

いろんなショーをやっていて、

スマホを持った人も多く行き交い、

電波障害の多そうなエリアで使われてる

ってところが、とにかくすごい!!

本体で設定できる

本体に付いている4つの選択ボタンとLEDディスプレイを使って、全ての機能を本体だけで設定できます。

DMXcatがなくても、単体で設定できる。

これがNodeとSHoWBabyとの最大の違いで、魅力です。

魅力的なお値段

日本全国で販売された某M社製品がとてもとても高値だったのに比較して、Nodeは手が出しやすい!

  • 送受信いずれも使えて
  • 自動で送受信を選択して(通常は受信状態 5Pメスを指すと自動で送信に切り替わります)
  • 送信1:受信複数に対応していて
  • 小さいから器具からぶら下げることが可能で
  • 電源もUSB給電もできる※

「これぞ欲しかったものだ!」という方々には、お得にすら感じられる価格帯です。

※別途、専用USBケーブルが必要です

SHoWBabyと何が違う?

NodeはSHoWBabyの上位互換です。

最大の違いは「見た目」と「本体で設定をできるか」。

それ以外の違いは微々たるものです。「微々たるものではない!」と感じる違いのわかる方は、迷わずNodeを使っておられることと思います。

(余談ですが、裏方屋はSHoWBabyは可愛い見た目で実際の性能を舐められているのではないかと睨んでいます。)

代表的なスペックの違いは下記の表をご参照ください。


DMX初期設定 Multiverse DMX SHoW DMX

※SHoWBaby、Node共にマルチバースDMX・SHoW DMXの両方を使用することができます。
電源プラグロック
アンテナ 3dBi 2dBi
DC電源 5-30VDC, 0.6W 7.5-30VDC, 0.8W
AC電源 100-240VAC 50/60Hz 100-240VAC 50/60Hz
送信能力 3.2mW, 10mW, 32mW, 100mW 2.5mW 8mW, 25mW, 80mW
送信モード Adaptive, Full, Low, Mid, High, Max Adaptive, Full, Low, Mid, High, Max
送信遅延速度 平均4ms 平均4ms
DMXバーストモード Auto Dynamic Auto Dynamic
プロトコル DMX/RDM DMX/RDM
ホッピングパターン 17 3
受信感度 -95dBm -95dBm

NodeとSHoWBaby、迷ったら

今後、どんどんワイヤレスDMXを使った現場が増える見込みならば、Node一択です。

初期投資はかかりますが、将来的に規模が大きくなったり複雑になっていっても対応可能です。大は小を兼ねると言いますが、将来的に生かすならば上位機種を買って損はありません。

「頻度が高くないことが見込まれる」「依頼が来る前に自分で試しておきたい」そんな場合はSHoWBabyを。SHoWBabyはプロのニーズにも十分に応える事ができます。

現場別オススメ表

「規模が大きい」って、どこからを大きいと考えればいいの……?

そんな迷えるあなたのために!裏方屋の独断と偏見による、現場の種類別オススメ

小劇場
市民会館・小ホール
中・大ホール
屋外イベント(駅前公園)
屋外イベント(遊園地)
屋内催事場
デパート等の吹き抜けイベント
高低差のある場所
人が多く行き交う場所や、障害物が気になる時には、送信機を高い場所に置くのがポイントです!

事例紹介

失敗できない生放送

ケーブルを隠す場所もなく、音響、中継、あらゆる信号の飛ぶCBSのニュース番組での事例
イブニングニュース with ノラ オドネル

広大な会場でワイヤレス

広大な会場「ベイフロント・パーク」の照明をワイヤレスDMXを使って設営。6台のトランスミッターから20台のNodeへ。
スーパーボウルLIVEファンフェスタ