グリーンテープ徹底比較【中編】
前回は透け感と色味を比較しました。
今回はいよいよグリーンの布に貼ってみます。
グリーンバック用として使用したのはこちらの布です。
中央の、継ぎ目部分が目立たなくなるテープがどれかを比較していきたいと思います。
布にシワ感があるのはご愛敬です。
(実際にクロマキー合成する時には、アイロン推奨ですよ!シワによる陰影と光沢は思っている以上に「別の色」として認識されて自動選択の邪魔になります)
グリーンバックに貼ってみた
ガッファーテープ 5.0cm幅(蛍光グリーン)
正面からみた様子がこちら。これは、かなり目立ちますね。
角度をかえてみても目立ちます。てかりはないのですが、蛍光グリーンはこのグリーンバックに貼るにはかなり向いていないようです。
かなり明るい色味の布を使っている場合には候補にしてもいいかもしれません。
キラックス #YJ01 養生テープ [48mm(幅)×25m](緑)
正面から見ると、これはかなり良いようです。透け感があることで地の色と馴染みやすいということもありそうです。
ただ、素材にテカリ感があるため、正面以外の角度だったり照明の当たり方によって反射して目立ってしまいそうです。
クロマキーテープ 5.0cm幅 グリーン [Pro Gaff Chroma Green]
さすが。クロマキーテープと銘打っているだけあって、一番目立ちません。
角度を変えてみてみても、あまり反射がないため目立ちにくいです。
結論:グリーンバックに貼るなら、クロマキーテープがおすすめ
次回、最終回ではそれぞれのテープと使用した生地の色をご紹介します。